30代薬剤師mint-tomatoの体験記

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薬剤師の転職活動

薬剤師の転職活動について

今日は、私が経験した転職活動について書きたいと思います。

 

前回、寿退社後に再就職した手続きの話をしましたが、私の場合、求職活動を初めてから再就職先が決まるまでわずか1カ月で決まりました。


雇用保険を受給するためにハローワークにも通ったのですが、薬剤師の就職活動は、ハローワークではなく薬剤師専門の求人サイトを利用する方が多いです。

ということで、私も大手の薬剤師専門の求人サイトに登録しました。

登録すると、すぐに担当者から連絡があり、面談をします。そこで、履歴書の提出、以前の仕事の内容や次に希望する仕事の条件などを伝えます。後日、担当者からメールで候補のリストが送られて来るので、希望する条件とマッチしていれば、見学の日程調整を担当者にお願いします。

 

まだまだ薬剤師は人手不足の地域が多いと言われており、私が最初に就職したドラッグストアも、面接を受けた薬剤師はほぼ全員が採用されるような状況でした。大学からも、企業側に迷惑がかかるので、病院や薬局については採用面接を受けるのは1社に絞り、基本的に内定をもらったら断らないように指導されるほどです。

ただ、最近では、地方はまだまだ人手不足ですが、都心部は薬剤師が飽和してきており、給料も下がってきているという噂もあります。

遠方へ越してきた私は、新居の地域がどの程度薬剤師の需要があるかわからないまま就活を始めました。求人サイトの担当者が迷っていると募集が埋まると急かされるまま、すぐに第一候補を選んで見学に行きました。

見学先の薬局側は、直ぐにでも人手が欲しいので、見学後の流れでそのまま面談のような面接という形になりました。本当は3カ月くらいかけて新しい生活に慣らしながらゆっくり探したいと思っていたのですが、見学/面接後は一週間後くらいに内定の連絡が。内定の連絡も一応求人サイトを介して伝えられ、必要書類を内定先に取りに行き、その後求人サイト担当者から確認の連絡を取って終わりです。

内定後、私の場合は保険薬剤師登録/薬剤師免許証/薬剤師名簿の変更手続きもあったので2週間ほど時間をもらいましたが、薬局側は、とにかくすぐにでも来てほしいという感じでした。

当初は、雇用保険をもらいながら3か月くらいかけてゆっくりと就活しようと考えていました。でも、流されやすい私は、求人サイトの担当者や見学した薬局の社長のすぐ決めてほしいオーラに負けてさっさとまた働くことになってしまいました。

 

すぐに働き始める気がないなら、私のような断るのが苦手な人間は、ぎりぎりまで就活をしない方が良い。

また一つ教訓ができました。


新しい職場は40〜60歳のベテラン女性薬剤師が多いアットホームな個人経営の薬局で、人間関係も良好。先のことを考えるとやはり早く再就職して働いた方がプラスなので、結果としては良かったなと思っています。

ただ、後から冷静に考えたら、求人サイト担当者が急かしてきたのは、早く決めてもらったらその分早く求人サイト側に報酬が入るので、急かすのが当たり前になってるのかなと感じました。就活中に、他にも派遣会社の話を聞いてみたのですが、派遣薬剤師の方が収入面ではかなり条件がよかったです。これも後から思えば、それだけお金をかけてでも派遣薬剤師を必要とする人手不足な薬局が多いのだと思います。

同じころに転職をした薬局薬剤師の友人は、求人サイトの中でも小規模の企業を選んだら、就職先が決まった時点で求人サイト側からお金がもらえたと言っていました。それだけ薬剤師の求人が今も多く、そして求人サイトにお金が流れているということなんでしょうね。

 

薬学部が各地で増えており、薬剤師の数はいずれ飽和するとか、

調剤報酬(薬局の収入)は削減されるばかりで、薬局経営は今後難しくなってくる

などと、薬剤師の未来はあまり明るいとは言えませんが、薬局薬剤師の需要はまだまだあるようです。

薬剤師の結婚と手続き2

前回の続き

結婚後の薬剤師の名前の変更手続きについて

私の経験談を書きたいと思います。

 

 結婚した時の流れですが、

1.入籍&退職

2.遠方の新居へ引越し

3.新しい職場が決まる

4.薬剤師免許証の変更手続き、、、?

の順に事が進んだわけです。

 

ようやくここからタイトル通り、薬剤師の手続きに入ります。

手続きの項目としては以下の5つがあります。新居が前の住所の県内なら☆の手続きだけでOK

引っ越しと入籍のタイミングによって手続きを行う順番は変わります。

 

保険薬剤師登録の氏名変更☆

管轄厚生局の異動届

薬剤師免許証の書換☆

薬剤師名簿の登録の変更

新しい職場での保険薬剤師登録☆

 

 

一般に、保険薬剤師が住所を変えて厚生局の管轄を出る場合、又は管轄内で都道府県をまたぐ場合、本来はその時点で前の厚生局での異動届が必要です。

また、薬剤師名簿も、名前や住所の都道府県が変わったら30日以内に変更届を提出しなければなりません。 今のところ、30日を超えても罰則は無く、遅延理由書を添付すればOKのようです。 私の場合、前の職場に在職中に入籍しましたが、退職が決まっていましたし、遅延理由書を添付したら良いだけなので、会社からは薬剤師免許証や薬剤師名簿の変更は新しい職場が決まってからで良いと説明されていました。 さて、新しい職場が決まってからの手順ですが、、、

 

私の場合、名前の変更(入籍)→異動の順なので、

まず前の住所地の管轄厚生局で、保険薬剤師の氏名の変更届けと異動届けを提出

 

その後、新しい住所地の管轄厚生局で、薬剤師免許証の書換、薬剤師名簿の届け、保険薬剤師登録の順ということになります。

 

薬剤師免許証の名前の変更は、基本的に住所地の管轄厚生局になるので、既に引越していれば新しい住所の管轄厚生局で良いのです。

 

この順番がどうにもネットで調べただけでは分からなかったので、新しい住所の管轄厚生局に電話で相談してようやく分かりました。

 

前の住所の管轄厚生局には、HPからメールで連絡相談し、郵送で対応してもらえる事が分かったので、そうしました。

 

管轄厚生局も、管理薬剤師になったことがない私には、こんな事がなければきちんと認識することもなかったかもしれません。

 

異動届けが完了したら、次は新しい住所地の管轄厚生局へ薬剤師免許証の書換交付の申請と、薬剤師名簿の登録変更を申請します。

ややこしいですね。通常2年に1度の薬剤師名簿の届ですが、都道府県が変わると登録変更手続きが必要だったんです。ちなみに、薬剤師免許に関する手続きは、厚生局の薬務課という部署で行います。 新しい職場での保険薬剤師登録は、薬局側の申請もあるので、新しい薬剤師免許証を預けて職場にお任せしました。こちらの手続きは基本、保健所で済ませる事ができます。

 

繰り返しますが、遠方への転居を伴う薬局薬剤師の結婚は、

 

保険薬剤師登録の氏名変更☆

管轄厚生局の異動届

薬剤師免許証の書換☆

薬剤師名簿の登録の変更

新しい職場での保険薬剤師登録☆

 

以上の5行程が結局必要だったんですね。

 

手続きをするために、申請書を自宅でプリントアウトして、戸籍抄本や返信用ハガキを用意して、、、なかなか大変でした。

新居が同じ都道府県内なら☆の3行程だけで済んだのですが、遠方に引っ越したので仕方がありませんね。

個別指導のチェックの厳しいイメージの強いお役所の方々は、電話でも窓口でも親身に対応していただけました。どうもお世話になりました。

新しい職場は小規模の薬局なので、この辺の手続きは詳しい人もおらず、相談できませんでしたし、自力で調べるしかありませんでした。

都道府県を超えて出店している大きな規模の薬局なら、誰かしら詳しい方がいるはずなので、まずはそちらに相談されると良いと思います。

 

何にせよ、時間はかかりましたが無事手続きは終了し、 新しい職場の雰囲気も良く、今は楽しく働けております。

薬剤師の結婚と手続き

結婚して氏名が変わったら手続きが必要です。 社会人として必要な手続きと、薬剤師として必要な手続きを合わせると結構大変です。

今日は結婚に際して、

私が苦労した事を書こうと思います。

 

結婚って、婚姻届を出して、結婚式して、新婚旅行行って。

嬉しいイベントが盛りだくさんですが、色々やらないといけない事が沢山です。

 

嬉しいイベントだからこそ、面倒事も、楽しく乗り越えられるのかなとは思いますが。

 

女性って色々大変ですね。

 

住所が変わるだけでも各所で手続きが必要、

さらに苗字が変わることで更に沢山の手続きが必要でした。

 

また、私の場合、県もまたいで遠くに引っ越す必要があったので、仕事も変える必要がありました。

 

まず入籍・退職・引っ越しに伴い↓

 

・婚姻届けの提出

・退職手続き

・住民票の転出/転入届

・保険と年金の手続き

・失業保険の手続き

・運転免許証/通帳/パスポートの手続き

マイナンバーカードの手続き

 

などの手続きが必要です。

 

新しい本籍地は自由に決められるのですが、

(皇居などを本籍地にすることも可能です)

遠方の主人の実家の住所にしてしまい、色々な手続きに戸籍抄本が必要でしたが、手に入れるのに苦労しました。

結局、本籍地まで取りに行けないので役所に連絡して郵送してもらいました。

本籍地は後から変えることも可能なので、住んでいる住所にするべきでしたね。

その時ばかりは少し後悔しました。

今はマイナンバーカードを使って、コンビニで戸籍抄本を発行できるよう手続したので、そんな心配もなくなりましたが。

 

運転免許証の変更手続きをした後は、

裏に名前変更の記録が残っているうちは、各所名前の変更手続きに戸籍抄本はいらない事が多いですね。

運転免許証の更新があると、裏面が消えてしまうので戸籍抄本を用意しなければなりません。

急がなくても良い手続きでも、運転免許証の更新までには終わらせた方が良いですね。

 

退職後だったので、時間に余裕はあったものの、

1か月間くらいは、手続きについて調べてはあちこち回ってって感じで忙しかったです。

 

今はネットがあるので、必要な手続きなどをまとめて載せて下さってるサイトも多く、下調べと準備さえしっかりしておけば実際の手続きにはそんなに時間はかからず割とすんなり完了しました。

 

新しい戸籍抄本/新しい印鑑の用意が結構時間がかかったように思います。また、各手続きの順番を考えるのに苦労しました。

 

 

退職時は、

年金手帳を探す所から始まり(笑)

どうなることかと心配でしたが、

手続きの準備をきっかけに、社会人として色々知っておかなければと、保険/年金の制度もついでに調べ、30歳手前でしたが、ようやく社会人として必要な知識をつけられた気がしました。

 

 

生活が落ち着いたら再就職するわけですが、

これまた大変。

 

思ったよりすぐに再就職先は決まったのですが、

入籍とほぼ同時期に退職したので、薬剤師免許の名前の変更はしないまま引っ越してしまいました。

 

薬剤師免許証の名前の変更ってどうやるの?

 

保健所?

 

いいえ。厚生局です。

 

保健所は薬局が勤務薬剤師の登録に行く必要があり、同じ都道府県内での転職なら、保健所にお世話になるだけで済みます。

名前が変わると、保険薬剤師登録も、薬剤師免許証も名前の変更が必要です。

住所が都道府県を超えて変更したり、さらに厚生局の管轄を出る場合は、その変更届けも必要です。

 

 

厚生局。

 

卒業後に、薬剤師免許証を作ってもらったあの場所です。

私の場合、遠方に引っ越したので厚生局の管轄が変わります。

 

この地域の厚生局ってどこ?

 

場所ももわからないまま、

とりあえず手続き方法を調べると、、、

 

なんと、入籍後に引っ越したため、前の住所の管轄厚生局で、名前の変更届を出さないといけないことが発覚!!

 

手続きの順番を考えた際に、新居の賃貸契約で、先に入籍していた方が手続きがスムーズかと思って入籍を1番先に終わらせたわけですが、

 

こんなトラップが待っていたとは。

 

 

この続きは長くなるのでまた次回、、、

ブログ始めました。

mint-tomatoと申します。

▼ブログを始めたきっかけは?

薬剤師として働きながら、主婦業をこなす毎日。

職場や友人など周りの働く女性達に尊敬しつつ、

自分はどう生きていくべきか日々模索。

仕事でも家庭でも、学ぶことがまだまだ沢山!

備忘録として、ブログを始めてみました。